Works of ADADさんのお仕事
テレビ番組制作に欠かせない存在のADさん。
Assistant Directorの略で「AD」と言いますが、実は、
• 番組を制作する際に重要な情報リサーチ
• ロケ場所の提案
• 編集フォロー
• 収録準備
といったディレクターのアシストを行うだけでなく、
• 取材先との良好な関係づくり
• 若い力による企画の立案
など、とにかく、ADさんがいないと番組制作が出来ないと言っても過言ではありません。
番組作りのすべてに関わり全体を支える存在なのです!
では、ADさんとは実際にどんな人達なのか?
弊社ディレクターの田中Dが自身のYouTubeチャンネルで、シオンの社員ADさんを色々な角度からご紹介しております!
ぜひチェックしてみて下さい!
01イマドキADたちの実態調査
02さらに、テレビディレクターのリアルな仕事の裏側もご紹介しちゃいます!
田中Dのお仕事~編集作業編~
Work FlowADさんの仕事の流れ
続いて、番組制作におけるADさんのお仕事の流れを、ほんの一部ですが、時系列でご紹介!
お仕事のイメージを膨らませてみて下さいね。
01リサーチ
会議で放送する内容が決まったら、ネットや書籍をつかってリサーチ開始!地道な仕事ですが、この結果で"おもしろくなるかが決まる"といっても過言ではないので、とても重要!おもしろければ先輩後輩関係なく採用されます。
そして、ディレクターがこのリサーチ結果をチェックし、出演者がチャレンジしておもしろくなるのか、視聴者が楽しめるものなのかを総合的に判断します。

02ロケハン&シミュレーション
リサーチで見つけた場所・人・物は本当におもしろいのか?実際にその場所に行ってチェック!
10か所以上訪れて採用されるのは1~2ネタということも・・・
また、今考えている内容が実現可能なのか?ディレクターとADが実際に試してみて、さらにおもしろく、良いものへと作り上げていきます。その結果、自分たちで美術品を作ることもよくあります。

03ロケ準備
スケジュールやカンペ書き、台本や地図などの書類作成や美術品、撮影機材などをチェック。
細かいですがロケを円滑に運ぶための大切な作業です。
さらにAD同士の打ち合わせで、担当・作業内容を確認したら、寝て体力を温存!

04ロケ当日
出演者控室の準備や次のロケ場所への先乗り、スケジュールが変わる場合は各所への連絡を行うなど、手分けしてテキパキと。ロケ中はディレクターのフォロー!カンペ持ちや美術品のスタンバイなど、ロケがスムーズに進むかどうかはADの腕次第と言っても過言ではない!
ロケ後は後片付け!衣装や小道具を返却!さらに番組の「命」ともいえる収録テープの管理は厳重に!

05スタジオ収録
立ち位置を決めたり、どのカメラで撮るとより良い画になるか、出演者の代わりになってリハーサルを実施。その後、カンペの修正や美術品の追加などディレクターからの指示をギリギリまで作業。本番へ!
本番はディレクターのフォローを!カンペ持ちや美術品の管理、料理を出すタイミングなど、各所と連携を取りながら、スムーズに収録できるよう動き回ります。バラエティでは大声で笑うことも大事な仕事です!

06編集
ロケやスタジオで収録した素材は、まずはディレクターがパソコン上で仮編集します。その間、情報の裏どりや、使用したい映像の手配、簡単な追加撮影であればAD自身が行う場合もあります。
そして、仮編集データを元に、編集所でエディターさんが画面加工やテロップを入れるなどの編集作業をしていきます。ここでADは出演者の名前や誤った情報はないか、目を凝らしてチェック!ディレクターから編集の技を盗みながら経験を積んでいきます。マニュアル本を見るより実践です!

07MA
MAは音付け・整音作業です。シーンに合ったBGMや効果音、ナレーションを足していきます。
ナレーション録りでは、原稿に間違いはないか、ナレーターさんの言い間違い、発音などをチェックします。

08ON AIR
全ての作業が終わったら、あとは放送を待つのみ!
担当になれば、エンドロールに自分の名前が載る!あの感動は忘れられません!